what's my phone style

やはり圧倒的なシェアを持つwindowsパソコンとの親和性は無視できない。

この時期Windows PhoneやWindows 10 Mobileを搭載した端末が急に活発化している背景には、Microsoftが端末の開発に必要な要件を大幅に緩和して、Android端末とハードウェアを共通化できるようになっている上に、PCとスマートフォンの両方で動作するユニバーサルアプリが加わって、アプリのエコシステムが強化される見込みが立ってきたというのが、主な理由です。特に、Windowsは法人市場では圧倒的なシェアを持っているだけに、スマートフォンとアプリを共用化できるメリットは大きいのです。日本特有の事情としては、2014年から急拡大しているMVNOと、その回線で使うSIMロックフリー端末の市場ができつつあるという点が挙げられます。これに伴って、大手家電量販店ではSIMロックフリー端末を扱うコーナーが増えてきて、MVNO自身も端末を取り扱うようになったことも大きいでしょう。市場規模という点ではまだまだこれからですが、キャリアからの販売がほぼ唯一の販路だったころに比べても、メーカーにとっての自由度は格段に増しているのです。キャリア端末にこだわらないこれからのスマートフォン業界の活性化は必至ですし、そのほうが健全であるの価格がどんどん安くなっている現状を見たら一目瞭然ですね。