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耳の形状で個人認証、ウェアラブルの本命なるか

NECは2016年10月3日、「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4~7日/幕張メッセ)のメディア向け先行公開で、耳穴の形状を音で識別する生体認証技術を展示しました。同技術で使用するのは、市販品のイヤフォンにスピーカーとマイク、モーションセンサーを追加したものです。特徴量の抽出には、同社のバイオメトリクス認証技術がベースとなっていて、イヤフォンの音を流したときの耳穴からの反響音をマイクから収集することで、耳の形状で決まる音響特性を1秒以内で認識できるのです。同社のリリースによると、外耳道を通って鼓膜で反射して返ってくる信号成分と、鼓膜を通過した後、中耳と内耳で反射し、返ってくる信号成分が重要ということです。この2種類の信号成分に対応する特徴量を抽出し、同特徴量により、少ない計算量で生体認証が可能になり、外的環境の影響も排除できるため、99%以上の認証精度を実現したとしています。また、多重音と耳穴特徴量の組み合わせのため、秘匿性が高いのも特長でで万が一、何らかの形で生体キーが録音されてしまったとしても、最初にイヤフォンから流す発信音を変えることができるのです。これはつまり、生体キーの作成が無限大に可能ということです。

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